銀座にだって猫はいる!
港区に次いで都会っぽい住所といえば中央区。
中央区といえば銀座。といっても大通りじゃなくて、数本裏の小さな通り沿い。銀座で猫を見つけるとは思っていなかったのでびっくり。お店横の小さなスペースにちょこんと座っていた。
続いて中央区から今度は築地。築地にあるでかい新聞社のビルの裏。打ち合わせに行った帰りに偶然見つけた猫だ。逃げるでもなく近寄ってくるでもなく、人が多少通っても慣れた様子で悠然としてた。
魚市場が近くにあるから食べ物には困らないのかもしれないけど、詳細は教えてくれなかった。まあ、猫は普通教えてくれないんだけど。
同じ中央区でも下町の方へいくと住宅も多く、猫がひょっこり顔を出すことも。だからついつい裏道を歩いちゃうのだ。
最後は文京区。文京区の大学といえば、あそこだ。たまたま大学構内に用事があり、待ち合わせに遅れそうで急いでたら見つけた。
しゃがんで猫を撮ってる場合ではなかったのだが、運がいいことに待ち合わせ相手から「5分くらい遅れる」との電話あり。ゆっくり撮れましたとさ。日が暮れたあとだから暗かったけど。
今回は、背景がコンクリートだったりタイルだったり、昭和風にいうと「コンクリートジャングル」な場所の猫を中心に集めてみた。
意外な場所で猫を見つけると「デジカメを持って歩いててよかった」と思う。
■Amazon.co.jpで購入
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は2010年3月26日掲載予定
この連載の記事
-
第870回
デジカメ
望遠が優秀で画質もトップレベルのシャオミ「Xiaomi 14 Ultra」を持って街の猫とたわむれてきた -
第869回
デジカメ
猫の毛並みもキリッと描写! シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」はスマホなのにスゴい優秀なコンデジだ -
第868回
デジカメ
14年前のコンパクトデジカメ、10倍ズームのキヤノン「IXY 50S」を引っ張り出してキジトラ三昧 -
第867回
デジカメ
予約しないと買えない本格派コンデジ、リコー「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」で気軽に猫スナップ -
第866回
デジカメ
5倍や10倍望遠で撮れ、Sペンがリモートシャッターにもなる「Galaxy S24 Ultra」は猫撮影で重宝する -
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! - この連載の一覧へ