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「ブラックパネル」で発光効率2倍!

新プラズマパネルを引っさげてパナの「VIERA」が登場

2010年01月18日 16時13分更新

文● ASCII.jp編集部

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50V型の「TH-P50G2」

50V型の「TH-P50G2」

42V型の「TH-P42G2」のみ上記の「ブルーブラック」カラーに加えて2色(ディープブラウン、ディープシルバー)を用意

 パナソニックから従来比で2倍の発光効率のフルHDプラズマパネルを搭載した大画面テレビが登場した。

 「VIERA G2」シリーズは新開発の「ブラックパネル」を採用。蛍光体やセル構造などを刷新し、パネル前面のガラスの内部反射を抑える「低反射ブラックフィルター」を搭載、さらに予備放電をなくすことで、2009年モデルの約2倍の発光効率を実現。

 500万:1のコントラスト比(一画面内で同時に表現できる暗所コントラスト)での表示ができるとともに、年間消費電力を従来比約30%削減している。

「ブラックパネル」では、プラズマの発光に関わる全工程を見直したという

「低反射ブラックフィルター」により光の内部反射を低減

「低反射ブラックフィルター」により光の内部反射を低減

予備放電をなくすことで「黒」が締まる

予備放電をなくすことで「黒」が締まる

 また部屋の環境(明るさ)やユーザーの視聴状態(無信号状態が10分続くなど)に合わせて、自動で画質を調整したり電源をオフにする「エコナビ」を新たに搭載。これにより消費電力を最大約10%低減できるという。

 G2シリーズは50V型(予想実売価格32万円前後)、46V型(同26万円前後)、42V型(同22万円前後)を用意。発売はすべて2月5日。

「VIERA S2」シリーズ

「VIERA S2」シリーズ。写真は46V型の「TH-P46S2」

 また同社は、一画面内で同時に表現できる暗所コントラストが200万:1の「VIERA S2」シリーズも投入する。こちらで採用されるプラズマパネルも、2009年モデルの約2倍の発光効率を実現。年間消費電力量を従来比約30%削減した。G2シリーズ同様に「エコナビ」も搭載する。

 ラインナップは46V型(予想実売価格23万円前後)と42V型(19万円前後)の2モデルを用意。発売は2月5日。

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