300秒でズバリ!!
Windows Azureを理解する
続いては、クラウド時代のマストアイテムともいえる「Windows Azure」のことはじめを動画で紹介する。
「クラウドコンピューティング」「クラウドサービス」を耳にするようになって久しいが、現代はまさにクラウド時代といっても過言ではない。
主なクラウドサービスとしては「Amazon Web Services」や「Google Apps Engine」、そしてマイクロソフトが提供するWindows Azureなどがある。
Windows Azureの詳細は別の記事に譲るが、2010年1月1日に一般ユーザー向けにも正式にサービス開始される。いち早くNASA(米国航空宇宙局)や米Domino’s Pizzaといった多くの企業が、既に利用開始しているとのこと。
合わせて、Windows Azure用アプリケーションストア「Microsoft Pinpoint」というサービスも発表された。Webアプリケーションメーカーが今後クラウドサービスを広く世界に提供していく上でも極めて興味深い存在だ。
でも、Azureってよく分からない
しかし、「やっぱりWindows Azureって(読み方も)よく分からない」という方も、実際にはまだまだ多いことだろう。 開発者なら実際にWindows Azureを触ってみるのが一番だが、何から始めていいのか……という時には、このコードレシピが役に立つ。
目的のレシピは「解説動画 - 5分で学べる .NETアプリケーションの基礎」というカテゴリの「300秒でズバリ!」シリーズにある。
Windows Azure - 「Windows Azure 開発環境の作成」
http://www.microsoft.com/japan/seminar/msdn/300sec2009/Azure/Account/default.html
上記ページを開くと「開発アカウント作成手順をstep by stepでご紹介」というSilverlight動画がスタートします。
「Windows Azureを始めるには一体何をすればよいのか」について、Windows Azureエバンジェリストが300秒(5分間)の手順を追って解説してくれる。
この動画を見ると、Windows Live IDの取得から、実際にWindows Azure上にアプリケーションを配置するところまで容易に理解できる。
また、実際に開発環境を整えている際に「Microsoft Connectでは何をすればいいの?」といった疑問が出ても、解説動画によるスライド方式でステップごとに確認できる。
これなら周りにエキスパートがいなくても、自分のペースでStep by Stepに理解を深めることができる。
余談ながら、前述の「Windows Azureの読み方」が分かるのも動画ならではのメリットだ。実際にどう読むかは、動画でご確認いただきたい。
◆
「ひとつきっかけがあれば、勉強を始めれば、すんなり理解できるのに、その“きっかけ”を知らないと、Web検索すらできない」ということがありがちな新テクノロジーでの開発では、こうしたWebサイトがあるのは開発者として大変うれしい限りだ。
充実したTips集を有効活用して、日々の学習や効率的な開発にどんどん役立ていこう!