12月17日、F5ネットワークスはファイルサーバー仮想化アプライアンスの新モデル「ARX2000」をラインナップに追加した。
ARXは複数のファイルサーバーやNASを仮想化し、単一のグローバルネームスペースで公開することができる。これにより、データのマイグレーション、階層化管理、ロードバランシング、レプリケーションなど各種のファイルストレージの最適化が可能になる。
今回発表されたARX2000は、エントリーモデルのARX500/1000、上位モデルの4000の中間に位置するミッドレンジモデル。ARX1000の倍にあたる仮想化と接続数をサポートするという。また、ARXに搭載されるソフトウェアである「Data Management Operating System」もv5.1にバージョンアップし、CIFSの対応を強化。重複排除を可能にするファイルアーカイブ製品と連携し、階層化管理をより効率化することが可能。
あわせて、導入時にストレージの利用環境等を調査する「Data Manager」もv2.6にバージョンアップした。