これが4K映像を映し出す全天ドームだ!
一方、ABCホールには4K映像を映し出す全天ドームが設置されている。今回、私たちが皆既日食を体験するのもこのドームである。
プラネタリウムのような巨大なものを想像していたが、実際の全天ドームはそれほど大きくなく、大型なテントというレベル。30人くらい入るといっぱいになるくらいの規模だ。この中にコニカミノルタの高精細全天デジタルドーム映像システムが設置されており、ドーム内で投影できるようになっている。これは中型ドーム用の装置で、コニカミノルタの高性能魚眼レンズと、ビクターの4Kプロジェクタ技術を駆使し、実現された映像システムだという。複数の映像を同期して合成するのではなく、単眼で映し出すという点が優位点とのこと。
ドームの中に設置されているのは、小学校低学年が使うような小型なイス。もちろん、全天ドームが大きくないこともあるが、「童心に戻って、日食を見学してほしい」という意図もあったようだ。さて、次の【レポート編】で、さっそくライブ中継の模様を見てみよう。
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