セットの内容が絶妙
TTLはアクリル製のブロックランプと、それらを相互につなぐジョイント金具からなる。ランプとコネクターの形を標準化し、つなぎ方を単純化することで、ユーザーの好みに合わせて手軽に組み合わせられるようになっているのが特徴だ。
「セット売り」という販売方法も上手だ。この手の商品にはよくあることだが、すべてのパーツを単体販売してしまうと、多くの購入希望者は何から買って、どう組み合わせたらいいのかと悩んでしまうだろう。そこで現在のTTLは、ブロックランプ4個と6個のコネクターキー(フラット4個・スパイラル2個)、ACアダプターというセットで販売している。
キットには、ポップカラーをベースにした「キャンディカラー」と、筆者が購入したシックな「チョコレートカラー」の2種類がある。2つのキットを混ぜ合わせるには相当のデザインセンスが必要だが、同じカラーキットなら、最初から複数購入して、大規模なインテリア照明を組み立てても破綻しにくいだろう。
さらに別売のTTL専用シェルフ(棚)キットを用意すれば、単なるインテリア照明から、TTLを飾り棚やミニユニット家具に仕立て上げられる。大小たった3枚のアルミニウムカラーの棚板だが、TTLと同じ、標準化されたコネクターキーで接続可能だ。
TTL4個と棚板3枚の組み合わせは、無限大近くに思える。筆者は、TTLのチョコレートカラーキットと棚板で、縦型や横型のミニユニット家具を作ってみた。組み立て作業は、あらかじめ用意された接続穴にコネクターキーでつないでいくだけなので極めて簡単だ。試行錯誤して、何度もやり直してもまったく苦にならないところが素晴らしい。
趣味の小物や、フィギュァ、CD、DVD、ステーショナリーなどを好みで配置することで、インテリア性が加速する。フラットキーとスパイラルキーの2つを上手く使い分けることで、TTLや棚板の角度を90度変更して、ますます完成型のバリエーションを増やせる。
筆者の「衝動買い魂」は、ツイスト・トゥギャザーのSimplify+standardization+Specialの「3S」にすっかり魅せられてしまった。
今回の衝動買い
アイテム:Twist Together Lamp チョコレートカラーキット、および専用棚キット
購入価格:ランプキット/1万6800円、棚キット/1万3650円(アークトレーディング)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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