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ネットワークカメラへのドメイン名によるアクセスが可能に!

サン電子、モバイルルータ用ダイナミックDNS提供へ

2009年06月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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イー・モバイルとNTTドコモのHSDPAに対応する「Rooster-G8.0(ルースタージーエイト)」

 サン電子は6月29日より、同社のモバイルルータ「Rooster(ルースター)」シリーズ向けにダイナミックDNSサービス「suncomm.DDNS」の提供を行なう。料金は6300円/年。

 Roosterは、データ通信端末(PCカードやUSB)などを差し込むことで、PCやLANからのワイヤレスWANアクセスを可能にするリモートアクセスルータ。イー・モバイルやNTTドコモのHSDPA端末などに対応しており、最大7.2Mbpsのデータ通信が可能になる。

 suncomm.DDNSは、ISPからRoosterに割り当てられたIPアドレスに対し、「suncomm.net」で始まるドメイン名を割り当てるサービス。これにより、動的にIPアドレスが割り当てられるRoosterに対し、ドメイン名によるインターネット経由のアクセスが可能になる。

suncomm.DDNSの仕組み

 ダイナミックDNSサービスには、無料のサービスも存在する。しかし、ISPから割り当てられるIPアドレスが変更された場合などには、ダイナミックDNSサービスに登録されたIPアドレス(Aレコード)の更新のため、手動による操作やWindows/Linux上などで動作する登録アプリケーションが必要となる。

 一方、suncomm.DDNSであれば、更新作業はRoosterが自動的に行なうため手間がかからず、またネットワークカメラのような登録アプリケーションの実行ができない用途でもダイナミックDNSサービスの利用が可能になる。

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