指定したサイトを自動で取得できる
「オートパイロット」
あらかじめ設定していたサイトを自動的に取得してくれる機能。お気に入りに追加したサイトの中から、メニュー→「オートパイロットON」に設定しておくと、1時~5時の間、もしくは手動でまるごとダウンロードしてくれる。この機能により地下鉄などの圏外でもサイトを読める。
設定可能なサイトは最大10個と少ないが、毎日欠かさずじっくり読みたいサイトはオートパイロットONに設定しておくといい。
手書きメモがとれる「メモ帳」
手書きとテキストをまとめて管理できるメモ帳。ペン先の太さや色を選ぶことはできず、アンドゥ機能もないが、消しゴム機能が使えるので、アイデアなどを走り書きするには十分だろう。
今後の盛り上がりは
どれだけjigletが充実していくか次第
ここまで紹介したように、WILLCOM NSは現時点でもひととおりの機能を備えている。ただ今後の展開はjiglet(特に勝手アプリ)の充実にかかっているように思われる。
冒頭で紹介したケータイ向けjigletは、すでにjig.jp社以外が開発したアプリも登場している。jigletでカスタマイズ可能な点がWILLCOM NSの魅力なので、今年の夏に予定されている開発環境の開放とともにさらなる盛り上がりを望みたい。
jigletの展開については今後の期待という部分もあるが、前編で見たように画面の大きさや一覧性の高さ、スタミナ、操作性の面でも実用的なネット端末であることは間違いない。ネット端末としてスマートフォンやネットブックを検討中の人に、第3の選択肢としてオススメしたい。
実際の価格はどうなる?
(WILLCOM STOREでの参考価格)
新規契約で購入し、2年間使った場合の本体代金と通信料金の合計
(「W-VALUE SELECT」分割払い時)
=7万6320円(頭金4800円+2980円×24回)
内訳:
本体代金 5万2800円(頭金4800円+2000円×24回)
+
月額料金 2万3520円=[3880円(新つなぎ放題)-2900円(W-VALUE割引)]×24回