左右非対称型でイージージャンプボタンを搭載
左右非対称なトラックボールとなると主に右手用の製品となるが、中でも親指でボールを回すものは左右ボタンを人差し指と中指で操作できるため、マウスから乗り換えたユーザーでもさほど違和感なく利用できる。「スティングレイ MA-TB30UPS」は平べったい形状にマウスさながらの左右ボタンとスクロールホイールを装備。スクロールホイールには押し込み機能(第3のボタン)が付いていて、イージージャンプ機能を割り付けることもできる。やや大きめサイズのボディーとボタンは、手の大きな人にも手の平が余ることがなく、底面積が大きいため安定感は抜群だ。
スティングレー MA-TB30UPSの主なスペック | |
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製品名 | スティングレー MA-TB30UPS |
分解能 | 400カウント |
読み取り方式 | 光学式 |
ボタン | 2ボタン、ホイール(スクロール+多機能ボタン) |
インターフェース | USB(PS/2アダプター付き) |
本体サイズ | 108(W)×154(D)×46(H)mm |
5ボタンでアプリケーションを縦横無尽に操作!
マルチファンクションかどうかもトラックボール選びのポイントにする人は多いだろう。シンプルな2ボタン(+スクロールホイールまたはスクロールボタン)が余計な操作を覚えなくていいという人もいれば、4ボタン・5ボタンにさまざまなファンクションを登録して、ワンタッチでアプリの起動やWebブラウザーの操作を済ますほうが便利だという人など、これまた好みは千差万別。
もちろんマルチボタンのマウスもあるのだが、マウスの場合は本体を動かしているうちに不用意にボタンを触ってしまいやすいのに対して、トラックボールは本体を動かさないぶんボタンの押し間違いが少ないというメリットがある。
「ストリーム MA-TB32UPS」は中央前部にボール、左右に2つずつのボタンと左側面にスクロール&イージージャンプボタンの合計5ボタンを持つマルチファンクションタイプのトラックボールだ。右手で利用した場合、デフォルトの配置では親指で左右クリックとスクロールホイールをすべて操作するのにやや戸惑うものの、付属ユーティリティーソフトでボタンの機能を割り付け直すことが可能だ。
MA-TB32UPSと同型でワイヤレス化されたモデルも用意されている。「ストリームR MA-TBW34S」はボディー形状やボタン配置はTB32と同一で、ボタン部がラバーコーティングされているのが外観的の違いだ。無線接続は27MHz電波方式で、USBのワイヤレストランシーバーをPCに取り付けることで利用可能となる。マウスと違ってトラックボールは本体をほとんど動かさないためケーブルを邪魔に感じることも少ないが、それでも机の上で余分なケーブルが這い回らないというのは快適だ。マウスのように本体を動かすスペースも不要なので、キーボード周りをすっきりさせたい人向けの製品だ。
ホイールやボールの光を消すことができる
ストリーム MA-TB32UPS/ストリームR MA-TBW34Sの主なスペック | ||
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製品名 | ストリーム MA-TB32UPS | ストリームR MA-TBW34S |
分解能 | 400カウント | 800カウント |
読み取り方式 | 光学式 | |
ボタン | 4ボタン、ホイール(スクロール+多機能ボタン) | |
インターフェース | USB(PS/2アダプター付き) | RF方式(27MHz帯 2チャンネル)、USB(PS/2アダプター付き) |
電源 | ―― | 単4形電池×2本 |
本体サイズ | 84(W)×162(D)×48(H)mm | 84(W)×162(D)×48(H)mm |
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