昨年12月にサンプル版が展示されていたVIA“EPIA”シリーズの新モデルとなる“EPIA EX”シリーズの販売が今日からスタートした。登場したのはC7-1.5GHzをオンボード搭載する「EPIA-EX15000G」と同1GHzの「EPIA-EX10000EG」の2モデルだ。
“EPIA EX”シリーズ。C7-1.5GHzをオンボード搭載する「EPIA-EX15000G」(右)と同1GHzの「EPIA-EX10000EG」(左)の2モデル |
“EPIA EX”シリーズは、採用チップセットにNorth/South bridge統合型の1チップ構成となるチップセット“CX700M2”を搭載するのが特徴のMini-ITX対応マザーボード。この“CX700M2”は既存の“CN700”と“VT8237R+”を1チップにまとめたような製品で、MPEG2/MPEG4/WMV9再生支援機能をもつVGA機能(VIA UniChrome ProII)統合型のチップセットとなる。
また同シリーズのもうひとつの特徴として、I/O部のインターフェイスが挙げられる。VGA機能統合型の製品でありながらVGA出力はなくDVIとRCAジャックタイプのコンポーネントビデオ出力や同じくRCAジャックタイプのコンポジット出力、S/PDIF(コアキシャル/オプティカル×各1)、S-Video出力などを備えている。
既存の“CN700”と“VT8237R+”を1チップにまとめたような“CX700M2”。MPEG2/MPEG4/WMV9再生支援機能をもつVGA機能(VIA UniChrome ProII)統合型のチップセットだ | 特徴的なI/O部の構成。VGA出力はなくDVIとRCAジャックタイプのコンポーネントビデオ出力や同じくRCAジャックタイプのコンポジット出力などを備える |
その他、拡張スロットはPCIとDDR2 DIMM(DDR2 533/400)が1本ずつ。サウンドや100/10Base-Tイーサネット、IEEE1394、Serial ATA×2などをオンボード。C7-1GHz搭載の「EPIA-EX10000EG」はファンレス仕様、C7-1.5GHz搭載の「EPIA-EX15000G」はファン付きとなるのが外観上の違いだ。価格および販売ショップは以下の通りとなっている。
C7-1GHz搭載の「EPIA-EX10000EG」はファンレス仕様 | C7-1.5GHz搭載の「EPIA-EX15000G」はファン付き |
価格 | ショップ |
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VIA 「EPIA-EX10000EG」(C7-1GHz/ファンレス) |
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\27,200 | スリートップ2号店 |
\27,880 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
\27,980 | アーク(近日入荷) |
\28,800 | 高速電脳(近日入荷) |
IBM 「EPIA-EX15000G」(C7-1.5GHz/ファン付き) |
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\28,800 | スリートップ2号店 |
\28,980 | アーク(近日入荷) |
\29,480 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
\29,800 | 高速電脳(近日入荷) |