九十九電機の特別仕様の横置きPCケースとして、以前紹介したAntecの「NSK2400」をベースにした「NSK2450」が本日から販売されている。細部を洗練した結果、HTPC用ケースとして人気の出そうな製品と言えそうだ。
左が今回のコラボモデル「NSK2450」、右が従来モデルの「NSK2400」。パッと見でわかるのはフロントパネルの材質の違いだ |
詳細はこちらの記事を参照してもらいたいが、目立つ変更点は3つ。1つがフロントパネルの材質の変更で、オリジナルの「NSK2400」がプラスチックだったのに対し、今回の製品ではヘアラインの入ったアルミパネルを使用している。またフロントアクセスユニットが従来はUSB×2、アナログ音声入出力×各1という構成だったのに対し、さらにIEEE 1394の端子が増設されているほか、5インチオープンベイの形状も下の写真のように変更されている。付属電源の強化も注目点で、従来の容量380Wモデルから430Wに変更されている。
拡張ベイは5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×2となっており、3.5インチシャドウベイにはHDDの振動を遮断するというシリコングロメットが付属。またファンは本体右側面に120mm角の3可変速のものを2基搭載しているところなどは変更されていない。本日より販売を開始したツクモケース王国とTSUKUMO eX.で価格は1万9800円となっている。
左が従来モデル、右が今回のコラボモデルになる(以下同)。フロントパネルの材質がプラスチックからヘアライン仕様のアルミのものに変更された |
5インチオープンベイの形状の変更も大きい。上段は光学ドライブ専用という |
フロントアクセスユニットにはIEEE 1394端子が追加された。HTPCとして使用するならばDVカメラなどを接続する場合も多いため、こういった配慮は嬉しいところだ |
micro ATXのマザーを搭載可能。拡張ベイは5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×2という構成になっている。また電源の容量が強化されたのも改良点 | ファンは右側面に120mm角の3可変速のものを2基搭載 |