SupermicroからLGA775対応の“Xeon 3000”シリーズに対応したマザーボード「PDSML-LN1+」が発売となった。サーバー/ワークステーション向けのCPUとされるXeonだが、今回登場した「PDSML-LN1+」はこの手の製品では珍しくフォームファクタがMicro ATXとなる。
シングルCPU対応のフォームファクタがMicro ATXとなるのが特徴の「PDSML-LN1+」。Xeonを使って省スペースの小型サーバーを構築しようなどと考えているユーザーにとっては注目マザーのひとつといえそうだ |
Xeon対応マザーボードというと、どうしてもATXやさらに大きなExtend ATXタイプを連想しがちだが、ご覧のように「PDSML-LN1+」はシングルCPU対応のMicro ATXとなるのが特徴。チップセットは“Xeon 3000”シリーズ正式対応の“i3000+ICH7R”で、Pentium 4やPentium D、Celeron Dにも対応したエントリーレベルのサーバー&ワークステーション向け製品となる。今週折りしも秋葉原では、初のクアッドコアモデルも登場したLGA775対応の“Xeon 3000”シリーズだが、マニュアルおよびウェブサイトによると対応CPUはデュアルコアの“Xeon 3000”シリーズと記載。このあたりは今後の対応状況次第といえそうだが、購入前に確認しておいたほうがよいだろう。
その他、主なスペックは拡張スロットが、PCI Express x8(もしくはPCIのユニバーサルタイプ)×1、PCI Express x4×1、PCI×1。メモリはDDR2 DIMM×4でDDR2 667/533対応のものが8GBまで搭載可能。また、オンボードインターフェイスにはVGA(XGI/Volari Z7)やギガビットイーサネット(Intel/82573L)、RAID対応(0/1/5/10)のSerial ATA IIを4ポートなどを装備する。今日から販売している高速電脳では、価格3万4800円。省スペースの小型サーバーを構築しようなどと考えているユーザーにとっては注目マザーのひとつといえそうだ。
拡張スロットは、PCI Express x8(もしくはPCIのユニバーサルタイプ)×1、PCI Express x4×1、PCI×1 | VGA(XGI/Volari Z7)やギガビットイーサネット(Intel/82573L)、RAID対応(0/1/5/10)のSerial ATA IIを4ポートなどを装備する |