AOSテクノロジーズ(株)は5日、データ復元ソフト“ファイナルデータ2007”に、データ修復/抹消機能を追加した『ファイナルデータ2007 特別Office復元版』を12日に発売すると発表した。価格は2万790円。乗り換え優待版とアカデミック版をラインアップし、価格はそれぞれ1万8690円と1万4490円。
『ファイナルデータ2007 特別Office復元版』 |
“ファイナルデータ2007”は、誤って削除したファイル/フォルダーや、フォーマットしたドライブ/削除したパーティションのデータを復元できるデータ復元ソフト。電子メールのメッセージを個別に復元する機能や、ファイル情報が失われたデータを、拡張子情報のデータベースを利用して復元する機能も備えている。対応ファイルシステムは、FAT12/16/32、NTFS4.0/5.0/5.1、CDFS、UDF1.5/2.0。メッセージの復元に対応するメールソフトは、Windows Vista標準のメールソフト『Windowsメール』をはじめ、Outlook、Outlook Express、Netscape、Thunderbird、Eudura、AL-Mail 32、Becky!など。
データ修復機能では、開けなくなったり文字化けしたOfficeファイル(Word/Excel/PowerPoint/Access)を修復できる(Office 2007には非対応)。MPEG-1/-2ファイルやOracleエクスポートファイルの修復機能も備えている。
データ抹消機能では、ファイルやフォルダー、電子メールのメッセージ、ドライブの空き領域、インターネットの閲覧履歴/クッキーなどの履歴(プライバシー)などを復元できないように消去できるという。
対応OSは、Windows Vista/XP/2000/Me/98/95/NT 4.0(SP6以上)、Windows Server 2003。対応機種は、128MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。なおInternet Explorer 5.0以上が必要。