オンラインRPGゲームなどの運営、ローカライズを行なう(株)ゲームオンは12日、韓国のWindysoft社が開発したオンラインゲーム、召喚モンスターバトル『ミラクルサマナー キュイ ~黄昏のルビーと秘密の約束~』の日本での運営を開始すると発表した。
ミラクルサマナー キュイは、最大8人が同時に対戦できるオンラインゲーム。プレイヤーは、キャラクターと召喚するモンスター(召喚獣)を選択し、三人称視点によるアクションシューティングゲームの形で対戦できる。
かわいらしいタッチで描かれるキャラクター。イラストレーターは(株)セガの落ち物パズルゲーム“ぷよぷよフィーバー”のキャラクターデザインを務めた竹浪秀行氏 |
戦闘は召喚獣に騎乗する形で行なう。通常攻撃のほか、MPゲージを使用した“コンボ”、アイテムの使用が可能 | 戦闘前の準備を行なう待合室ではチャットも楽しめる |
召喚獣はカード式にコレクションすることもでき、それぞれ属性や能力差があるため、フィールドや相手に合わせて召喚獣を変えてゆくのが勝利のポイントとなる。また、勝利を重ねてゆくことで召喚獣との親密度が上がっていき、この親密度を上げていくことで、召喚獣が3段階まで成長していくため、育成としての要素も楽しめる。サービス開始時点での召喚獣の種類は40種類。
サービス利用料といった基本料金は無料で、ゲーム内で購入できるアイテムに課金する“アイテム課金”のスタイルを取っている。それぞれのアイテムの価格については未定で、「これから詰めていく」という。
商店では、自分が操作するキャラクターのタイプを購入できる | 同様に召喚獣の購入も可能だ |
発表会には、ゲームオン 代表取締役社長の大野俊朗氏、WindySoft 代表取締役/CEOのイ・ハンチャン(Lee Han Chang)氏らが出席し、日本での同ゲームの展開などについて説明を行なった。
代表取締役社長の大野氏 |
大野氏は、ミラクルサマナー キュイについて「ゲームオンが初めて運営することとなるカジュアルゲームであるほか、RPGを主に運営してきた当社にとって新しいジャンルの取り組みであり非常に期待している」と述べた。
WindySoft 代表取締役/CEOのイ・ハンチャン氏 |
ハンチャン氏は、「ミラクルサマナー キュイは、召喚モンスターのカードを収集するだけでなく、シューティングや育成を楽しめるゲーム。当社ではアップデートなども積極的に行ない、日本のユーザーのニーズに合わせていく」とコメントした。
なお、2007年3月の正式公開を目指して、クローズドベータサービスを今月22日から2007年1月中旬まで実施する。クローズドベータテストの実施に合わせて本日18時から20日23時59分までの期間で、5000名のユーザー募集を行なう。また、5000名を超えた場合は抽選となる。応募はミラクルサマナー キュイ公式サイトから行なえる。