日本HP、Athlon 64 X2搭載の低価格デスクトップパソコン“HP Compaq Business Desktop dc5750”を発売
2006年12月04日 21時44分更新
日本ヒューレット・パッカード(株)は4日、初期導入コストを抑えたデスクトップパソコン“HP Compaq Business Desktop dc5750(エイチピー コンパック ビジネス デスクトップ dc5750)”シリーズの販売を同日付けで開始すると発表した。省スペース型筐体の『HP Compaq Business Desktop dc5750 SF/CT』と、拡張性を持たせたマイクロタワー型筐体の『HP Compaq Business Desktop dc5750 MT/CT』の2機種をラインアップする。CTO(注文仕様生産)モデルとして直販“HP Directplus”、“HP Directplusコールセンター”、“HPDirectpartner”で販売し、価格は5万1450円から。
『HP Compaq Business Desktop dc5750 SF/CT』(モニター別売) | 『HP Compaq Business Desktop dc5750 MT/CT』(モニター別売) |
“HP Compaq Business Desktop dc5750”2機種は、2005年5月に発表した“dx5150”の後継機種。長期にわたって使用できるように、ミニD-Sub15ピン/DVIの2画面出力対応のATI Radeon Xpress 1150チップセット(グラフィックス機能内蔵)を採用し、CPUは、Athlon 64 X2 5200+-2.6GHzからSempron 3400+-1.8GHzまで選択できるほか、メモリーを512MB以上搭載すればWindows Vistaにも移行できるのが特徴。メモリーはPC2-5300準拠のDDR2 SDRAM(667MHz)を標準256MB/最大4GB搭載できる。HDDはシリアルATA/300(毎分7200回転)対応の80GBを搭載する。そのほか、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xDピクチャーカードなど16種類のメモリーカードに対応したメディアカードリーダーを内蔵オプションとして選択可能。
インターフェースは、USB 2.0×8、10/100/1000BASE-T対応Gigabit Ethernet、PS/2×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、シリアル(RS-232C)、パラレルなどを装備し、拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2を搭載する。本体サイズと重量は、SF/CTが幅114×奥行き393×高さ342mm/約8.62kg、MT/CTは幅177×奥行き428×高さ377mm/約10.66kg。消費電力は最大240W(SF/CT)、300W(MT/CT)で、サスペンド時は4W未満。
PS/2スタンダードキーボード(日本語109A)とPS/2スクロールマウスが付属する。OSはWindows XP Professional/Home Editionを選択できる。