アップルコンピュータ(株)が8日に発売した一般向けノートブック“MacBook”シリーズ。早速、アップルで製品説明会が開かれ、プロダクトマーケティングディレクターの服部浩氏がその魅力を語ってくれた。ここではスライドを元にダイジェストでMacBookの特徴をまとめていこう。
CPUが“Core 2 Duo”に変わったのが最も大きな変更点 |
SPECint_rate_base2000”の整数演算テストでは、従来の“Core Duo”を搭載したMacBook-2.0GHzと比べて最大25%スコアが向上した。iLife系アプリケーションでも動作速度がアップしている |
14インチiBook-1.42GHzや12インチPowerBook G4-1.5GHzと比べると、新MacBook-2.0GHzが7倍前後スコアが高い |
端子類は変更なし。従来同様、ACアダプターとの接点はMagSafe仕様となっている。内蔵iSightも継続して採用する |
地味ながら、とれにくいゴム足、HDD/メモリーの交換が容易といった要素も重要だ |
バッテリーは従来機と変わらず最大6時間。DVD再生時は最大2.75時間になるという |
BTOオプションでは、新たに160/200GBのHDDが選べるようになった |
ところで編集部では早速実機を入手し、簡単に触ってみた限りでは、旧1.83GHzより新1.83GHzのほうがキーボード左/上の熱が弱いと感じられた。この辺は詳しく調べてみる必要がありそうだ。
オマケとして、以下に『Xbench 1.3』と『CINEBENCH 9.5』で計測した、新モデルのスコアを掲載した。左がホワイトの1.83GHzモデル、右がホワイトの2.0GHzモデルになる。メモリーやHDDはすべて標準状態のままだ。メモリーなどの条件を揃えたうえ、他の機種と比較してグラフ化したベンチマーク記事は別の機会にお届けしよう。
CINEBENCHの結果 |
Xbenchの結果 |
お詫びと訂正:初出時、ハイビジョンムービーのベンチマーク部分に誤りがありました。旧MacBookのメモリー搭載容量が1.25GB(256MB/1GB)で、デュアルチャネルが有効になっていなかったため、1080pのムービーがコマ落ちして再生されていました。該当部分を削除するとともに、深くお詫び申し上げます(2006年11月10日)