(株)アストロアーツは28日、天文シミュレーションソフト『ステラナビゲータVer.8』を10月27日に発売すると発表した。価格は1万5750円。
操作画面 | DSSの表示例 | |
画面イメージ |
“ステラナビゲータ”は、紀元前10万年から西暦10万年の未来まで、地球上の場所を指定して、星空や日食/月食/彗星/流星群などの天文現象を表示できるシミュレーション機能を搭載したソフト。天体の位置は1秒角(=1度の3600分の1)以下の精度で計算可能で、地平座標モードでは大気差の補正も行なっているのが特徴。
最新版では、地上風景の3D表示や、高度を人工衛星軌道まで移動できる“地球フライトモード”、宇宙から見た地球や人工衛星の動きの描画、太陽系から2000光年までの恒星空間のフライト、太陽系/恒星間航行などの機能を搭載したほか、オンライン天文サーベイ画像サービス(DDS:Digitized Sky Survey)にアクセスして写真星図を表示することも可能になった。ユーザーが作成したオリジナルのプラネタリウム番組などの登録/公開にも対応したという。そのほか、最新天体のデータをダウンロードで提供する“オンラインデータ更新機能”も用意されている。
製品パッケージ |
対応OSはWindows XP/2000(SP2以降)。対応機種はPentium III-800MHz相当以上(Pentium III-1.2GHz以上推奨)、メモリー128MB以上(512MB以上推奨)、DVD-ROMドライブを搭載し、1024×768画素(1280×1024画素以上推奨)/6万5536色以上の表示が可能なPC/AT互換機。