The PC Factoryというメーカーから衝撃的な形状のPCケースが登場した。その名も「Luxor Pyramid」。ネーミングと見た目の通りピラミッド型のアルミ製PCケースで“COMPUTEX TAIPEI 2005”で展示されたという経緯もある。
衝撃的なフォルムのピラミッド型のアルミ製PCケース「Luxor Pyramid」 |
こちらが製品のパッケージ。怪しさ満点である。本当にそのままエジプトのルクソールから遺跡の一部でも送られてきたようなパッケージだ |
同店2階のパーツ売り場へ階段で上がると、いきなり目の前にそびえるように展示されている「Luxor Pyramid」。その名の通りピラミッド型のATX対応ケースというなんともユニークな製品だ。サイズは420(W)×420(D)×650(H)mmとPCケースとしてはかなり巨大。サイドパネルにあたる4面は手回しネジにより開閉が可能で、土台部分に近い場所にマザーボード、中段に電源、上部に5インチベイ×2と3.5インチベイ×1を搭載しており頭頂部には白色ランプとアクリル製のオブジェが取り付けられている。
なお、3.5インチシャドウベイはマニュアルやパッケージによると2基と記載されているが、具体的な搭載箇所についての記述はない。「ケース底面にそれらしい場所があるので、おそらくはそこに搭載するのでは」(ドスパラ本店)とのことだ。その他、ケース上部にブルーLED仕様の80mm角ファンを2基、底部に80mm角ファンを2基装備。3.5/5インチベイや電源/リセットボタンにアクセスする時にはパネルの一部が下に開くようになっている。
サイドパネルにあたる4面は手回しネジにより開閉が可能だ | マザーボードはATXまで対応。ベース部はそのまま引き出せるようになっている |
り頭頂部には白色ランプとアクリル製のオブジェが取り付けられている。かなり強い光のようで“ビカー”と光る印象 |
アルミ製本体には多数の透明パネルが小窓のように取り付けられているので、一部ゲーマー仕様として販売されているマザーボードやCPUクーラーなどと組み合わせれば、よくマッチしそうな印象だ。なんとも変わった形状なので利便性を求めるのはナンセンス。そのあたりを割り切って使用するのであれば、インテリアの一部としても一役買ってくれるかもしれない。カラーリングはシルバーとブラック。価格は5万2800円となっている。
背面側にあたる部分。ケーブル類は下部に設けられた穴から出す仕組み | 3.5/5インチベイや電源/リセットボタンにアクセスする時にはパネルの一部が下に開くようになっている | |
底面部。おそらくはHDDはここに搭載するものと思われる | 多数の透明パネルが小窓のように取り付けられているので、一部ゲーマー仕様として販売されているマザーボードやCPUクーラーなどと組み合わせれば、よくマッチしそう |