日本電気(株)とNECパーソナルプロダクツ(株)は21日、NEC製パソコン向けの新サービス“サポートカレンダー”を30日に開始すると発表した。パソコンの動作に関するトラブルの予防保全に役立つ情報を、ユーザーごとに必要なタイミングでパソコンの画面上に自動表示するもので、従来から提供しているプッシュ型情報配信サービス“121ポップリンク”の機能を利用して提供する。
サービス体系 | 画面イメージ |
“サポートカレンダー”で提供する主なサポート情報は、ユーザーの購入時期に基づいたもの、季節に応じたもの、ソフトウェア利用状況に応じたもの、トラブルの危険性が増加したときに提供するものの4種類。購入時期に基づいたものでは、購入直後の最低限必要なセキュリティー対策や、一定期間後の動作速度の改善方法などが、季節に応じたものでは、夏場の暑さ対策や、年末の年賀状作成講座などが提供される。ソフトウェア利用状況に応じたものについては今年度中に開始の予定で、利用方法に関するワンポイント情報や、優待価格で購入できるバージョンアップなどの情報を提供するという。トラブルの危険性が増加したときに提供されるものは、セキュリティーレベル設定が低下したときや、セキュリティー対策ソフトの期限切れなどの情報などとなる。
対象となる製品は、NEC製でWindows XPを搭載したモデル。対応する121ポップリンクのバージョンは5.5で、それ以外の場合はバージョンアップが必要。