エクスパダイト(株)は17日、船舶上のパソコンのウイルス感染を防ぐための自動更新型船舶用アンチウイルスソリューション“Globe AntiVirus(グローブ アンチウイルス)”の販売を18日に開始すると発表した。
同社は、米プレミア グローバル サービス(Premiere Global Services)社(以下米PGS)の日本法人で、米PGSが船舶向け電子メールサービスを提供している米Globe Wireless社の日本総代理店として販売する。
船舶では、電子メールやCD/USB接続ストレージなどによりパソコンへのウイルス感染が急拡大しているが、ウェブへの接続が難しい海上ではウイルス対策ソフトの更新が極めて難しいうえ、CDなどでウイルス対策ソフトを送付しても時間的なロスが多く、そのまま放置されてしまうことになってしまうという。
“Globe AntiVirus”は、米Globe Wirelessのサーバーからファイルサイズの小さい(20K~30KB)のアンチウイルスファイルを電子メールの接続中に配信することで、ウイルスソフトの更新を自動で行なうのが特徴。ウイルスの駆除のために陸側のスタッフが船舶に出向く必要もなくなるため、海上オペレーション業務の効率化に加え、パソコンのメンテナンスやスタッフ派遣の経費も節約可能となるという。価格は問い合わせとなる。