レノボ・ジャパン(株)は17日、レノボ・グループが中国(香港)時間の17日、ビジネスの成長を加速するため、アジア太平洋地域の経営陣を強化すると発表した。アジア太平洋地域総括責任者にはデヴィッド・D・ミラー(David D. Miller)氏が、レノボ・ジャパンの代表取締役社長には天野総太郎氏が就任する。
ミラー氏は、米レノボ社のCEOであるウィリアム・J・アメリオ(William J. Amelio)氏の直属となり、アジア太平洋担当プレジデントとレノボのSVP(シニア バイス プレジデント)を兼任する。同氏は、レノボの前に、米デル社の中国法人の社長を務めている。
天野総太郎氏(2004年11月のデル(株)の記者発表で撮影) |
天野氏は、9月1日付けで代表取締役社長に就任し、ミラー氏の直属となる。レノボ以前は、米デルのコーポレート・ディレクターとして、デル(株)でホーム&ビジネスセールス事業本部統括事業本部長、宮崎カスタマーセンター・マネージング・ディレクターを務めている。
なお、ミラーの前任者のラビ・マラハ(Ravi Marwaha)氏と、天野氏の前任者の向井宏之氏は、引継ぎ完了後、次のミッションへ移るという。