インフォテリア(株)は14日、ネット上と個人の情報をカレンダーのインターフェースで整理できる“ソーシャルカレンダーソフト”として『c2talk』の提供を同日付けで開始すると発表した。ダウンロードにより無料で提供する。
『c2talk for Windows』 | 『c2talk for OSX』 | “Search” | ||
『c2talk』 |
ソーシャルカレンダー機能には、救急病院カレンダーや各国の休日などウェブ上に公開して多数で共有できる“公開カレンダー機能”、天気予報や製品の発売日などネット上のサービスと連動した日時を利用できる“連携カレンダー機能”、ユーザーが作成したカレンダーを特定の人に公開する“共有カレンダー機能”、グループウェアやスケジューラーなどのアプリケーションのカレンダー情報を表示する“外部カレンダー機能”、ローカルに置かれた個々のユーザーの“マイカレンダー機能”が用意されている。カレンダーは複数を同時に重ねて表示することも可能。カレンダー上の情報を指定した条件で携帯電話に自動配信するといったこともできる。
そのほか、“c2アプリ機能”や“c2talk.net機能”も利用できる。“c2アプリ機能”は、ディスカッションやスケジュール調整などの標準c2アプリの利用だけでなく、c2アプリの開発や配布などまで行なえる機能で、“c2talk.net機能”は、アカウントの提供や自動アップデート、フォーラムなどを利用するためのインターネットサービス。通信やローカルデータの暗号化(PKI利用)や、“iCalendar”(RFC2445)などにも対応している。
日本語版と英語版を提供し、対応OSはWindows XP SP2以降、Mac OS X 10.4以降。対応機種は、512MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機、Macintosh。USBメモリーを利用するハード/ソフトの統一プラットフォーム“U3”にも対応する予定という。