米アップルコンピュータ社と米ナイキ社が7月14日に米国で発売を開始した“Nike+iPod”製品。日本での発売時期はまだ正式に発表されていないが、ひと足先に米国版の製品を入手したので写真によるレポートをお届けしよう。
『Nike + iPod Sport Kit』
『Nike + iPod Sport Kit』は、足の動きを感知して、そのデータをiPod nanoに無線で転送するためのキット。日本未発売で、米Apple Storeにおける価格は29ドル。Nikeの専用シューズに取り付けるセンサーと、iPod nano側に取り付けるレシーバーの2点で構成される。
対応するiPopは現状ではiPod nanoのみ。アップルのサポートページでiPodアップデーター(現在の最新版は『iPod Updater 2006-06-28』)を入手し、iPod nanoのファームウェアを1.2以上に更新しておく必要がある。また、利用には『iTunes 6.0.5』以上も必須だ。
米アップルのウェブサイトには既に“Nile+iPod”専用のサポートページが設けられている。ここで配布中のNike + iPod Sport KitのPDFマニュアルは日本語化されているので、興味のある人はダウンロードして見てみよう。
右がナイキ製フットウェアの靴底に入れるセンサー。iPod nanoに取り付けてあるのがレシーバー |
センサーは、背面にあるボタンを3秒以上押し続けるとスリープする。復帰させる場合も同様に3秒以上押し続ける | センサーをiPod nano以外のiPodにつないでもアラートが出て利用できない | |
パッケージ前面 | パッケージ背面 |
シューズ
Nike + iPod Sport Kitのセンサーを取り付けられる専用シューズは、実はすでに国内でも販売されている。“Nike+iPod”を買おうと心に決めている人は、今から準備しておいてもいいだろう。
写真は女性用の『NIKE WMNS SHOX NAVINA』。価格は1万2600円で、一般販売店でも入手できる |
左足用の中敷き下にセンサーを入れるスペースがある |
『Nike+Sport Armband』
アップルの“Nike+iPod”を紹介するページでモデルが身につけているiPod nano用アームバンド。こちらもインターネットのApple Storeなど日本で購入できる。価格は4200円。
『Nike+Sport Armband』。iPod nanoを挿入した状態でもホイールを操作できる |
内側にiPod nanoを収納する | 装着例 |