(株)日経リサーチは10日、6月に実施したクロスメディアリサーチの結果を元にしたインターネットテレビの視聴動向について発表した。それによると、インターネットテレビはネットユーザーの3割に利用されており、1つのエンターテイメントメディアとして育ちつつあることが分かったという。
調査では主要なインターネットテレビサイトを25サイト挙げ、1ヵ月以内の視聴状況を調査しており、その結果、65.8%が「どれも見ていない」と回答したが、残りの34.2%は視聴経験があることが分かったという。
一般的なストリーミングなどの動画視聴では、10~30代の男性の利用が多いが、今回の25サイトではやや傾向が異なり、男性では世代を問わず4割が視聴経験ありと回答した。
具体的に視聴しているサイトは“GyaO”が23.4%、“Yahoo動画”が15.4%で、10%を超えて視聴されているのはこの2サイトのみとなっている。ジャンル別では、「ニュース・報道」が43.6%、「アニメ・マンガ」が21.4%など。年齢層により視聴傾向は分かれるという。
なお、調査対象となったインターネットテレビサイトは、
- 第2日本テレビ(日本テレビ)
- TBSBooBoBOX(TBS)
- フジテレビOnDemand(フジテレビ)
- フジテレびーびー(フジテレビ)
- テレ朝BB(テレビ朝日)
- あにてれシアター(テレビ東京)
- クラビット・アリーナ
- ShowTime
- スカパー!BB
- バンダイチャンネル
- OCNブロードバンドメディア
- DION動画三昧
- gooブロードバンドナビ
- iiV Channel
- BIGLOBEストリーム
- GyaO
- Yahoo!動画
- itv24.com
- casTY
- あっ!とおどろく放送局
- Screenplus
- DMM.com
- WOWOW NEXT ENTERTAINMENT GENETICS
- MSNビデオ
- ブルームバーグテレビジョン