ビザ・インターナショナル(Visa)は12日、Visaの非接触決済サービスの名称を“VISA TOUCH(ビザ タッチ)”に決定したと発表した。カード券面や携帯電話の画面に表示されるロゴマークや、加盟店店頭など対応した場所に表示されるアクセプタンスマークは秋から利用されるという。
ロゴマーク | アクセプタンスマーク | |
“VISA TOUCH”(このロゴマークとアクセプタンスマークは日本国内限定のもの) |
“VISA TOUCH”の名称は、消費者に対して行なったコンセプト調査の結果を基に決定したもので、日本のVISAカード会員がVISAブランドの持つ“信頼”のイメージに、“これまで以上の簡便さ”を持たせた新しい支払い方法という意味を込めたという。調査では、今後の電子決済拡大の鍵となる、特に20代から30代の男女に「好感が持てる」「憶えやすい」「分かりやすい」という点で最も支持されたという。
同社では、7月中に“VISA TOUCH”の技術仕様や運用規定を策定する予定で、8月にサービス開始についての発表を行ない、9月に最初のサービスを開始できるように準備を進めるとしている。