(株)東芝は5日、ノートパソコンのハイエンドモデル向けに、厚さが9.5mmで容量が200GBの2.5インチHDDユニット『MK2035GSS』の量産を8月に開始すると発表した。
『MK2035GSS』 |
『MK2035GSS』は、垂直磁気記録方式を採用し、世界最高という面記録密度を271.1Mbit/mm2(1平方インチあたり178Gbit)に高めることで、2.5インチサイズで200GBの容量を持たせたのが特徴。耐衝撃性は、動作時が3185m/s2(325G、2ms)、非動作時が830m/s2(850G、1ms)。ディスクは2枚構成でヘッドは4個。ディスクの回転速度は毎分4200回転。平均シークタイムは12ms。インターフェースはATA-7。本体サイズは幅69.85×奥行き100.0×高さ9.5mm、重量は98g。
同社では今後、0.85インチHDDにも垂直磁気記録方式を採用することなどで、小型HDDの差別化を図るとしている。