厚さ25mmの薄型ボディーを備えた『Gateway MX1020j』 |
ゲートウェイ(株)は18日、スタイリッシュな薄型軽量ボディーを備えたB5サイズのモバイルノートパソコン『Gateway MX1020j』を発表した。提携販売会社より販売される。価格はオープンプライスで、予想実売価格は15万円程度。
MX1020jはモバイルユースを重視して開発された、サブノートタイプのノートパソコンである。B5サイズのボディーには解像度1280×800ドットの12.1インチワイド液晶ディスプレー(光沢タイプの液晶パネル“Ultrabright”採用)を搭載し、重量は約1.4kgとなっている。光ディスクドライブは内蔵せず、ストレージ類は内蔵HDDのみの、いわゆる“1スピンドル”タイプのノートとなっている。本体サイズは幅288×奥行き223×高さ25mmで、ボディーの薄さは日本メーカーのモバイルノートと遜色ない。本体側面も斜めにカットされたデザインを採用して、薄さを強調している。筐体には軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用し、剛性を確保しているという。
全体写真。タッチパッド手前には、HDDやワイヤレスLANの動作状況を示すLEDが並んでいる |
CPUにはIntel Core Solo U1300-1.06GHzを搭載するほか、Intel 945GM Expressチップセット、Intel PRO/Wireless 3945ABG 無線LANモジュールを搭載するCentrino対応ノートとなっている。メモリーは標準で512MB(最大2GB)を内蔵。内蔵HDD容量は40GB。内蔵LAN端子は10/100/1000BASE-Tに対応するほか、Bluetooth 1.2対応無線通信機能も内蔵している。
モバイルノートでは気になるバッテリー駆動時間は、標準の3セルバッテリーで約2.4時間(同社の測定法による)と、昨今のモバイルノートとしては物足りない。オプションとして6セルタイプと9セルタイプの大容量バッテリーが発売される予定で、これらを搭載した場合のバッテリー駆動時間は、それぞれ約6時間、約10時間と公表されている。大容量バッテリーの価格や装着時の重量は未定。
本体左側面。ディスプレー出力とポートリプリケーター専用端子などが並ぶ。手前側は斜めにカットされて、薄さを強調するデザインとなっている | 本体右側面。USB×2やGbE対応LAN、IEEE 1394などが並ぶ。ヒンジ部にある横長の穴はケンジントンロック用ホール |
インターフェース類としては、USB 2.0×2、IEEE 1394、PCカードスロット(TypeII)、4in1メディアリーダー(SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPRO対応)、外部アナログディスプレー出力などを備える。光ディスクドライブを内蔵しない製品のため、オプションでUSB接続のDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブが発売される予定(価格未定)、また本体左側面にはポートリプリケーター接続用のコネクターも用意されているが、これについての詳細も未定である。