フィードパス(株)は18日、企業向けイントラブログシステム“blogengine”の最新版“バージョン1.3.0”を発表した。併せて、10ユーザーライセンスフリーパックの無償配布サービスを開始する。
“blogengine”は、企業がブログシステムを構築するためのソフト。最新版の“バージョン1.3.0”では、Linuxに加え、Windows Server 2003に対応したほか、処理性能が約10倍になったのが特徴。エントリーのHTML対応や、RSSフィード登録を容易にするAutodiscovery機能に対応し、エントリー投稿通知、コメント通知を1日1回サマリーとして配信する機能なども追加されている。デザインテンプレートも6種類から選択できるようになった。
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“blogengine”の画面イメージ |
併せて提供を開始する『10ユーザーライセンスフリーパック』は、1サーバー/10ユーザーに対応した無償版で、ダウンロードにより提供する。使用期限や機能制限はない(ただしサポートなし)。
対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 3/4、Cent OS 3/4、Windows Server 2003。対応ウェブブラウザーは、WindowsではInternet Explorer 6.0以上/Firefox 1.5以上、Mac OS XではNetscape 7.0以上。対応機種は、Celron-1.0GHz以上/メモリー512MB以上/HDD(IDE)60GB以上を搭載したPC/AT互換機。
同社では、10ユーザー以上に対応した製品として、1サーバー/30ユーザーに対応した『基本ライセンスパック』(価格は26万2500円、2年目以降はサポート料として年額10万5000円)や、追加10ユーザーから追加500ユーザーまでの“追加ライセンス”を販売する。価格は“追加10ユーザー”の4万2000円から。