俺コンハウスから12日にPentium Mを搭載した小型PCが登場するようだ。現在製品を展示しているが、もうすぐ発売となるはずなのに製品名がまだ決定していない。写真を見てもらえばわかるように、全体が黒で統一されたシックなデザインの製品である。
|
---|
発売2日前なのにまだ製品名が決まっていない俺コンハウスオリジナルのPentium M搭載小型PC。コードネームは“モカブラック” |
|
---|
、IPOX製のマザーボード「IP-4MTS3B」に俺コンハウスオリジナルのケースをセットにした製品だ |
同店でコードネーム“モカブラック”と呼ばれているもので、店員も製品名が決まっていないため「あれ」といった呼び方をしているこの製品。サイズが225(W)×150(D)×90(H)mmの俺コンハウスオリジナルのスチール製筐体の中には、IPOX製の“i855GME”チップセットを採用した特殊形状マザー「IP-4MTS3B」を搭載。CPUはPentium M 1.66GHzを、DDR SO-DIMMスロットにはDDR333対応の512MBメモリを装備している。ケースサイズが大きいこともあり、内部にはIDE接続の3.5インチHDDを1基内蔵。モデルは不明ながら容量は80GBとなっている。前面にはUSB 2.0×2とCFスロットを用意。またリアインターフェイスは、USB 2.0×2、IEEE 1394×1、VGA端子、100/10BASE-T、アナログ音声入出力などとなっている。付属品として容量60WのACアダプタが付属。なお、本体にはOSは付属せず、また光学ドライブも搭載していないため、インストール時にはUSB接続の光学ドライブを使用するか、LAN経由となるので注意。価格は未定としているが、8万円前後になるのではないかとしている。
|
| |
---|
内部にはPCIスロットが1基用意されている | | リアインターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394×1、VGA端子、100/10BASE-T、アナログ音声入出力など |
|
| |
---|
確認をする限り、内部にはこのCPUファン1基のみとなっている | | 電源として容量60WのACアダプタを使用する |
【関連記事】
【取材協力】