(株)アイ・オー・データ機器は8日、MPEG-1/-2のソフトウェアエンコードに対応したTVキャプチャーカード『GV-MVP/SV』を発売すると発表した。価格は1万600円(税別)。3月末に出荷の予定。
『GV-MVP/SV』 |
『GV-MVP/SV』は、シリコンチューナーよりノイズに強く画質の良いアルプス電気(株)製のチューナー(VHF/UHF/CATV)を搭載し、ダイレクトプレビューやプログレッシブ表示に対応したのが特徴。入力端子は、コンポジットビデオ(RCAピン)、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、外部ライン入力(RCAピン、L/R)、アンテナ(F型コネクター)を装備する。カードサイズは幅58.4×奥行き137×高さ15mm、重量は約130g(専用ケーブル込み)。電源はDC3.3Vで、消費電流は最大1000mA。
テレビ視聴/録画ソフトとして“おまかせ録画”やEPGに対応した同社オリジナルの『mAgicTV5』が付属するほか、iPodやPSPで視聴できるMPEG-4形式に変換して転送するトランスコードソフト『GVencoder』も同梱されている。そのほか、DVDオーサリングソフト『PowerProducer 3 for I-O DATA』、ビデオ編集ソフト『powerDirector Express』、遠隔録画予約サービスソフト『reserMail』、ムービー活用ツール『VideoToolBox 2 SE for Memory Stick』などが付属する。
対応OSはWindows XP/2000(SP3以降)。対応機種はPCカードスロット(Type II、CardBus)を搭載したPC/AT互換機で、動作クロック周波数が800MHz以上(試聴時)/1.7GHz以上(録画時)のCeleron/Pentium III/Pentium 4/Athlon/Duron/Athlon XP/Athlon 64と、128MB以上(256MB以上推奨)のメモリーが必要。デル(株)の“Inspiron 2600/2650”には非対応という。