Powercolorから初のPCI Express x1対応TVキャプチャカード「Theater 550 PRO PCI Express」が登場した。Low Profile仕様のハードウェアエンコード対応製品。代理店はアスクだ。
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初のPCI Express x1対応TVキャプチャカード「Theater 550 PRO PCI Express」 |
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ハードウェアエンコード対応のTVキャプチャカードにPCI Express x1モデルが登場したのは大きな注目点といえそう。メーカーはPowercolor。代理店はアスクだ |
PCI Express x1対応の製品としては、Matrox製ビデオカード「Millennium G550 PCIe」や玄人志向のPCI Express×1対応Serial ATA IIインターフェイスカード各種、イーサネットカード各種などが販売されているが、TVキャプチャカードは今回が初めて。前述のインターフェイスカード類が持つ機能は、最近のマザーボードでは標準搭載が当たり前となっているが、別途用意しなければならないハードウェアエンコード対応のTVキャプチャカードにPCI Express x1モデルが登場したのは大きな注目点といえそうだ。
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搭載チップはATI製ハードウェアエンコーダチップ“THEATER 550 PRO” | | 1チップに統合されているのでカード本体はLow Profileサイズのシンプルなものとなっている |
搭載チップは製品名からもお分かりのようにATI製ハードウェアエンコーダチップ“THEATER 550 PRO”。MPEG-2エンコーダや12ビット(3次元くし形フィルタ付き)のビデオデコーダ、オーディオデコーダ、さらにはノイズリダクション機能などが1チップに統合されているのが特徴で、PCI対応ながらすでに搭載カードがSAPPHIREやGECUBEから発売されている。
カード本体はLow Profileサイズのシンプルなもので、PCI Express x1の切りかけがよく目立つ。インターフェイスはS-ビデオ、コンポジット入力。 タイムシフト再生や予約録画に対応するほかFMステレオラジオも視聴可能としている。対応OSはWindows XP/2000/Media Center Edition。付属品に各種ケーブル類のほか、リモコンやLow Profileブラケット、「PowerProducer」「PowerCinema」といったソフトが付く。価格はツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.で1万580円、BLESS秋葉原本店で1万800円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万1980円となっている。
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付属のリモコン。なお、Windows Media Center Editionにも対応する | | 付属品一覧。AVケーブル、FMアンテナケーブル、「PowerProducer」「PowerCinema」といったソフトなど |
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