米LightScribe社のアジア担当部門であるLightScribe Direct Disc Labeling Asiaは26日、カラーコーティングに対応した規格“LightScribe Media Version 1.2”を開発したと発表した。“LightScribe”は、光ドライブのレーザーを利用して対応DVD/CDのレーベル面に文字やグラフィックスをプリントする技術。カラーコーティングに対応したことで、従来のゴールドに加え、レッド/オレンジ/イエロー/ブルー/グリーンの5色を選択できるようになる。
“LightScribe Media Version 1.2”。対応メディアは5色をラインアップする |
“LightScribe Media Version 1.2”は、カラーコーティングに対応したほか、従来の規格に比べて書き込みも高速化されているのが特徴。既存のLightScribe対応光ドライブやソフトと互換性を持ち、ドライバーソフトを更新することで利用できる。
対応メディアは、米ヒューレット・パッカード社、米Memorex Products社、三菱化学メディア(株)、オランダのロイヤル フィリップス エレクトロニクス社、米Verbatim社などが2006年初頭にアジア市場に投入するとしており、ディスクの製造は、台湾CMC Magnetics社、三菱化学メディア、インドのMoserbaer India社が行なうもよう。