ミラポイント ジャパン(株)は24日、ウイルスに感染したメールをネットワークのエッジでリアルタイムで検出し、ウイルスから社内システムを防御するビヘイビア(振る舞い)ベースのウイルス対策ソフト『Mirapoint RAPID Anti-Virus』の提供を12月中旬に開始すると発表した。シーティーシー・エスピー(株)、日商エレクトロニクス(株)、ネットワンシステムズ(株)などの販売パートナー経由で販売する。価格はオープン。
『Mirapoint RAPID Anti-Virus』は、従来のウイルス対策ソフトのようにパターンファイルを利用するシグネチャーベースではなく、プログラムの動作(ビヘイビア:振る舞い)からウイルスやワームなどを含むメールを検出するのが特徴。米Commtouch Software社の“Zero Hour Virus Protection”技術を採用しており、米Commtouch Softwareによれば、ビヘイビアベースでは、シグネチャーベースより5時間半から16時間半早く検知できるという。
『Mirapoint RAPID Anti-Virus』の対応機種は、メールセキュリティーアプライアンス“RazorGate”と、メールサーバーアプライアンス“Mirapoint Message Server”。対応OSはMOS 3.7以上。