Gigabyteから4本のDDR DIMMスロットを装備したPCIカード型ストレージデバイス「i-RAM」(型番:GC-RAMDISK)が登場した。ただし秋葉原でも流通量はわずかとなっており、予約分で完売してしまったショップもある。
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ついに登場したたPCIカード型ストレージデバイス「i-RAM」(型番:GC-RAMDISK) |
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製品パッケージには、HDDと「i-RAM」のパフォーマンス比較の結果も記載されている |
パッケージによると、従来のHDDに比べて、Windows XPの起動で13倍、“Sandra 2005”を使ったベンチマークでは8.7倍ほど高速化できるとしている。本体には4本のDDRメモリ対応スロットを搭載。動作電圧2.5VのDDR 266/333/400メモリ(non-ECCタイプ)を装着可能で、最大搭載容量は4GBとなるようだ。容量1700mAhのリチウムイオンバッテリを搭載しており、PCの電源がOFFの状態でもバッテリから待機電力が流れている状態ならば、16時間ほどメモリ内のデータを保持できる。
サポートするマザーはインテル“ICH6/ICH7”シリーズ、“VIA8237”シリーズ、“SiS 964”、“ULi M1689”といったサウスブリッジをベースにしたシステム。なお、同製品を2枚利用してRAIDを組む場合には、RAIDコントローラがディスクの一部をバッファとして占有するため最低でも2GB以上のメモリの搭載を推奨している。価格はラオックス ザ・コンピュータ館で1万9680円、Onenessと俺コンハウスで1万9800円、明日から発売としているパソコンハウス東映では予価1万9700円。なお、BLESS秋葉原本店、高速電脳、TSUKUMO eX.、ツクモパソコン本店II、ZOA秋葉原本店、USER'S SIDE本店、アークは予約分で完売となっている。
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製品には容量1700mAhのリチウムイオンバッテリを搭載。16時間ほどメモリ内のデータを保持可能 | | 各種ベンチマークの結果も目をひくところだ |
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サポートするマザーはインテル“ICH6/ICH7”シリーズ、“VIA8237”シリーズ、“SiS 964”、“ULi M1689”といったサウスブリッジをベースにしたシステム | | 現在のところ確認されている対応メモリはこれだけ |
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