東芝サムスン ストレージ・テクノロジー、ノートパソコン向けの薄型HD DVD再生ドライブ『TS-L802A』を開発――年内にサンプル出荷を開始
2005年09月26日 18時08分更新
東芝サムスン ストレージ・テクノロジー(株)は26日、次世代DVD規格“HD DVD”の再生とDVD/CDの記録/再生に対応した複合ドライブをノートパソコン向けに薄型化した『TS-L802A』を製品化すると発表した。年内にサンプル出荷を開始する。
『TS-L802A』は、HD DVDのディスク構造がDVDと同等であることから、HD DVDの再生とDVD/CDの記録/再生の光学系を1つの対物レンズで構成して薄型化したのが特徴で、本体サイズは幅128×奥行き126.1×高さ12.7mm。材料の軽量化や設計の最適化により、重量も約160gに軽減されている。
最大読み出し速度はHD DVD-ROMが1倍速/DVD-ROMが8倍速/CD-ROMが24倍速、書き込み速度はDVD±Rが4倍速/DVD-R DL(2層)が4倍速/DVD+R DLが2.4倍速/CD-R/が16倍速、書き換え速度はDVD-RAMが3倍速/DVD±RWが4倍速/CD-RWが10倍速となる。インターフェースはATAPI。バッファーメモリーは8MBを搭載する。電源は5V。平均故障間隔(MTBF)は6万時間。