MSIから同社初となるPentium M対応マザーボード「915GM Speedster-FA4」が登場した。フォームファクタはMicro ATX。チップセットに“i915GM+ICH6”を搭載する製品だ。
今日から販売の始まったMSI初となるPentium M対応マザーボード「915GM Speedster-FA4」 |
パッケージはMicro ATXサイズのマザーとは思えないほど大きいものを採用している |
この製品は正規代理店の東京エンジニアリングによれば「某有名メーカーのサーバー用マザーが開発ベースのため、6層基板を採用している」という。主な仕様は、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DDR2 DIMM(デュアルチャンネルDDR2-533を最大2GBまで)とDDR DIMM(シングルチャンネルDDR333を最大2GBまで)のスロットを各2基ずつ装備。チップセット統合のVGA機能や8chサウンド(Realtek/ALC880)、デュアルギガビットイーサネット(PCI Express接続のMarvell/88E8053)、IEEE1394(VIA/VT6307)、Serial ATA(ICH6)×4などをオンボードで搭載している。
製品には薄型の専用CPUクーラーが付属するが「サポート対象外となるが、リテンションはSocket 478と同タイプなので、コアとクーラーの間に親和産業の“SS-PenM-RAB”のような銅板を使用すれば、クーラーマスター製の“Cyprum”シリーズなども装着可能」(東京エンジニアリング)というのもポイントだ。またSpeedStepには現在のところ未対応ながら、対応BIOSを現在開発中とのことだ。本日入荷を確認したT-ZONE.PC DIY SHOPでは価格2万7800円で販売しており在庫も豊富に確認できたほか、明日からはアーク(2万6980円)、高速電脳(2万7000円)でも発売される予定となっている。
製品には薄型の専用CPUクーラーが付属 | リテンションはSocket 478と同タイプなので銅板を使用すればPentium 4用のものが使用可能となる |