日本BEAシステムズ(株)は9日、J2EEアプリケーションサーバーの最新版となる『BEA WebLogic Server9.0J』の販売を10日に開始すると発表した。同社とパートナー企業を通じて販売する。ライセンス価格は1CPUあたり198万円から。
『BEA WebLogic Server 9.0J』は、Java 2 Platform, Enterprise Edition 1.4(J2EE 1.4)に準拠したウェブアプリケーションサーバー。新たに、ダウンタイムをゼロにするための機能として、アプリケーションのサービスを提供しながら新バージョンを配備する“サイドバイサイド・デプロイメント”や、サイト間にまたがるフェイルオーバー機能“WANフェイルオーバー”、サーバーが独自に必用なリソースを調整してリアルタイムで修正できるようにサービスレベルを指定できる“自動チューニング”などを搭載したほか、オープンソース製品ベースのアプリケーション開発者向けの拡張機能なども搭載したのが特徴。フレームワークとしてApache Beehive、Apache XMLBeans、Spring Frameworkなどがサポートされているという。
対応OSは、HP-UXやSolarisなどのUNIX、Red Hat LinuxなどのLinux、Windowsで、無料評価版のダウンロード提供サービスも用意されている。