「BeOS」の後継OSである「ZETA 1.0 Deluxe Edition」が秋葉原のショップに登場した。同OSは7月7日からウェブサイトで販売が開始されていたが、秋葉原のショップで販売されるのは、編集部が確認したところ今回が初めてとなる。
| マルチメディアデスクトップOS「ZETA 1.0 Deluxe Edition」 |
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「ZETA」は「BeOS」の正統後継OSで、低スペックのパソコンでも稼動するように設計されている。「BeOS」は、2001年にPDA(携帯情報端末)を開発するPalm社に売却されたが、その後、BeおよびPalmから正式ライセンスを受けたyellowTABが「ZETA」として開発してきた。
代理店のウェブサイトによると、「ZETA」は「“非協調的マルチタスク”を採用しているため、処理の重いソフトが動作しているときに、キーボード入力やマウス移動、ハードウェアからの信号をとりこぼす現象は、ほとんど発生しない」という。また、64ビットのファイルシステムを採用しているため、テラバイトサイズのファイルを扱える。ソフトはオフィス、インターネット、オーディオ・ビデオ、ゲームなどが付属している。
OSは、マルチリンガル仕様のため日本語が使用可能。また、システム全体と付属ソフトの多くは日本語化されている。β版では日本語入力ができなかったが、製品版では日本語入力システムが付属されている。動作環境は以下の表の通り。価格はぷらっとホームで1万5800円。
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充実したマルチメディア機能で動画の再生や編集にも優れている | | オフィス、インターネット、オーディオ・ビデオ、ゲームなどが付属するほか、Posix準拠のBashシェル、GCCコンパイラ、Perl、PHP、C++などのプログラマ向け開発ツールも付属する |
最小ハードウェア構成 |
CPU:Pentium II 200MHz 相当 |
メモリ:64MB |
HDD:600MB |
グラフィックメモリ:16MB |
CDドライブ |
マウス、キーボード、14インチモニタ |
推奨ハードウェア構成 |
CPU:Pentium III 1GHz 相当 |
メモリ:256MB |
HDD:4GB |
グラフィックメモリ:32MB |
サウンドカード |
DVDコンボドライブ |
マウス、キーボード、17インチモニタ |
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