ソースネクスト(株)は5日、日本語の文字入力をサポートするソフト『ズバリ簡単入力』を22日に発売すると発表した。価格は1980円。開発元はオムロンソフトウェア(株)。
変換画面 | “辞書ツール” |
『ズバリ簡単入力』は、変換した単語や文章を自動的に記録しておき、キーを押した際に過去の入力から次の文字列を先読みし、予測変換することで入力を支援するのが特徴。入力した文字から始まる単語や文章を最新のものから最大10語/文を予測候補として表示し、キーを押すごとに入力候補を絞り込んでいくようになっている。ビジネス文書などの定型表現の多い場合には作成の手間を大幅に減らせるとしており、たとえばビジネスメールではキー入力が約3分の1に減ったという(同社調べ)。
『ズバリ簡単入力』 |
予測には確定した文字列だけでなく単語/文節単位で区切ってユーザー辞書に登録する“確定文字列予測学習”や、前回確定した文字列と今回確定した文字列を擬似的につなげて予測学習する“つながり予測学習”を採用。間違って入力した文字が予測辞書に登録されてしまった場合に削除したり、単語/文を追加するための“辞書ツール”が付属する。そのほか日本語入力ソフト(ATOK 15以降やMS-IME 98以降)の辞書ツールやユーザー辞書をインポートすることもできるという。ただし、ATOKやMS-IMEと同時には利用できない。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。対応機種はPC/AT互換機。