アイ・オー・データ機器からDVD-R DL書き込み6倍速に対応した記録型DVDドライブ「DVR-ABP16ABK」(内蔵モデル)と「DVR-UP16A」(外付けモデル)が登場した。同社からは18日に、DVD-R DL4倍速書き込みに対応するNEC製ドライブ「ND-3530A」を採用した「DVR-ABN16S」が登場しているが、今回の製品ではパイオニア製「DVR-109」を採用している。
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DVD-R DL書き込み6倍速に対応した記録型DVDドライブ「DVR-ABP16ABK」(内蔵モデル)と「DVR-UP16A」(外付けモデル)が登場。DVD-R DL書き込みに対応するドライブの中では最速 |
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内蔵モデルの「DVR-ABP16ABK」。ベゼルカラーはブラックのみ |
スペック表ではDVD±R DLの書き込み速度が6倍速となっているが、DVD-R DLメディアはまだ市場に出回っていないため、実際には数値通りの書き込みが可能かどうかは不明だ。そのほかの書き込み速度は、DVD±Rが16倍速/CD-Rが40倍速、書き換え速度は、DVD+RWが8倍速/DVD-RWが6倍速/CD-RWが24倍速、読み出し速度は、DVD-RAM(カートリッジなし)が2倍速/DVD-ROMが16倍速/CD-ROMが40倍速、バッファ容量は2MBとなる。
DVD+RメディアにDVD-Videoフォーマットで書き込む際に、メディアの論理情報を書き換え“DVD-ROM”と認識させて動作させることを可能にする“ROM互換機能”や、外付けモデルの「DVR-UP16A」にはパソコンの電源と連動して外付けケースの電源をON/OFFする“PC電源連動機能”などを搭載。インターフェイスは内蔵モデルの「DVR-ABP16ABK」がATAPI、外付けモデルの「DVR-UP16A」がUSB 2.0となっており、サイズは「DVR-ABP16A」が146(W)×175(D)×41.3(H)mm、重さは約1kg、「DVR-UP16A」が162(W)×268(D)×50(H)mm、重さは約1.6kg。付属ソフトとして、CyberLink製の動画編集ソフト「PowerDirector3 Express」やソフトウェアDVDプレーヤ「PowerDVD6 for OEM」などが付属する。対応OSはWindows XP/2000となっている。価格はTSUKUMO eX.で「DVR-ABP16ABK」が1万1800円、「DVR-UP16A」が1万4800円。
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外付けモデルの「DVR-UP16A」。ケースカラーはブラックとなっている | | 「DVR-UP16A」のインターフェイスはUSB 2.0となっており、内蔵モデルに比べて3000円高い |
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