Thermaltake製CPUクーラー「Beatle」のサンプルがCUSTOMに入荷した。3本の銅製ヒートパイプで持ち上げられたアルミ製ヒートシンクを円筒形の巨大なダクトで包むという構造で、先月発売となったASUSTeK製「Star Ice」とよく似たデザイン。が、ダクト内とファンガード中央にはLEDを搭載。名称通りカブト虫の羽根を模したような形状のオレンジ色のパーツがダクトに付いているなど、外観はThermaltakeらしい非常に派手なものとなっている。
Thermaltake製CPUクーラー、「Beatle」。発売は来週末予定 |
Thermaltakeのウェブサイトには80(W)×75(D)×127(H)mmというヒートシンクのサイズは掲載されているが、本体全体のサイズについてのデータはない。実際に測ってみると、高さ約155mm、幅約110mm、奥行き約150mmといったところ。ダクト前面のファンは直径90mm、25mm厚、回転数は1600rpm~4300rpmで、同梱のファンコントローラ(3.5インチベイ用、ブラケット用の2種が付属)により可変する。標準で装着されているファンはこの1基のみだが、ダクト後端にもう1基、8cm角ファンを取り付けられるようになっている。騒音値は20dB~44.5dB、重量581g。Socket 478、LGA775、Socket 754/939に対応。CUSTOMでの予価は4980円。来週25日(金)発売予定となっている。
ダクトには、名称通りカブト虫の羽根を模したような形状のパーツが… | ダクト後端にはもう1基、8cm角ファンを取り付けることが可能 | |
ベースは銅製。ヒートシンクはアルミ製でフィンは39本 | 3.5インチベイ用、ブラケット用の2種のファンコンが付属 |