転送速度3.0Gbit/sに対応する初のSerial ATA II HDD、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)製「Deskstar 7K80」が登場した。40GBと80GBの2モデルがラインナップされているが、今回入荷したのは80GBモデル“HDS728080PLA380”。
日立グローバルストレージテクノロジーズ製「Deskstar 7K80」。転送速度3.0Gbit/sに対応する初のSerial ATA II HDD |
回転数は7200rpmで、プラッタ数は1、ヘッド数2。リード時の平均シークタイムは8.8ms、内部転送速度は757Mbit/s。バッファ容量は8MBとなっている。未登場の40GBモデルはバッファ容量が2MBとなるが、それ以外は同様のスペックとなっている。またデータシートを見ると、パラレルATAモデルも存在するもよう。価格はBLESS 秋葉原本店で6990円。
最新インターフェイスに対応する製品として魅力的な製品であるが、200GBオーバーが当たり前の現在では、80GBという容量はやや物足りないものがあるのも確か。日立グローバルストレージテクノロジーズのウェブサイトによると、同じく3.0Gbit/s対応Serial ATA II HDDとして最大容量250GBの「Deskstar T7K250」が掲載されており、こちらも期待大だ。
Serial ATA電源コネクタのほか、12V4ピン電源コネクタも搭載する | 裏面のコントロール基板。Serial ATA IIコントローラチップと思われるInfineon製チップが搭載されている |