昨年の8月にアキバに登場して以来、マザーボードとメモリとともに組み合わせて販売されていた“EM64T”搭載のCPU「Pentium 4 Processor LGA775 With EM64T」が、突如本日から単体販売され始めた。編集部で確認できたのは「Pentium 4-3.40GHz」と「Pentium 4-3.60GHz」の2製品。
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“EM64T”搭載の上位モデル「Pentium 4-3.60GHz」。パッケージは単体販売を想定していなかったのかモノクロ |
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ショップのポップにも“祝!単品販売解禁”の文字が躍る |
以前紹介したように、“EM64T”は既存のIA-32アーキテクチャを拡張したもので、64bitOS/アプリケーションに対応しながら32bit環境との互換性が維持されている。CPUソケットは“LGA775”となっており、FSBは800MHz、1MBのL2キャッシュを搭載する。インテルの代理店である旭エレクトロニクスに確認したところ、「本日、インテルから“EM64T”の単体販売解禁の通知がきた」とのこと。今まで自作ユーザーにとっては縁遠いCPUが、グッと身近になったわけだ。搭載。価格は「Pentium 4-3.60GHz」が、TWOTOP秋葉原本店で4万6480円、パソコン工房秋葉原店で4万6999円、「Pentium 4-3.40GHz」がTWOTOP秋葉原本店で3万780円。
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上位モデルの「Pentium 4-3.60GHz」。CPUソケットは“LGA775”となっており、FSBは800MHz、1MBのL2キャッシュを搭載する | | 最大動作電圧は1.4V、S-Specは“SL7L9” |
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こちらは下位モデルの「Pentium 4-3.40GHz」 | | 最大動作電圧は1.4V、S-Specは“SL7L8” |
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