(株)日本レジストリサービス(JPRS)は20日、11月の1ヵ月間における日本語JPドメイン名の登録数が6000件を突破したと発表した。この登録数は、2001年2月から5月にかけて行なわれた日本語JPドメイン名の登録開始時を除くと過去最高となる。
JPRSでは、“日本語JPアクセスサイト”や“日本語JPナビ”サービスの開始などにより利用環境の整備が進んだことに加え、“生茶.jp”や“宝島社.jp”など企業での活用事例が増えてきたこと、検索サイト“Google”が日本語JPドメイン名に対応し検索結果のURL表示が日本語JPドメイン名で表示されるようになったことなどを挙げ、日本語JPドメイン名がユーザにとって身近なものになってきたことが登録数増加の背景にあるとしている。
実際、auの『W21CA』のようにURL入力画面に直接日本語ドメイン名を入力してウェブサイトにアクセスできる携帯電話機の登場や、日本語JPドメイン名を自身の人名で登録して新しい名刺のようにして使うといった事例も出てきているようだ。