PCIカードの代わりに装着する80mm角ファンユニットで、GPUに取り付けたヒートシンクを冷やすというユニークな構造のビデオカード用クーラー「NorthPole 1000」がGlacialTechから登場した。
製品はヒートシンク本体と、そのヒートシンクを冷却するためのファンユニットで構成されている。ヒートシンクをビデオカードに装着し、ファンユニットをビデオカードの直下のブラケットに取り付け(PCIスロットに差すエッジはないが、事実上スロットは使用不能に)、ファンユニットに電源を接続すれば設置が完了する。
GlacialTech製ビデオカード用クーラー「NorthPole 1000」 |
対応するビデオカードは、ATI製のGPUでは“RADEON X800”と“RADEON 9800”を搭載したシリーズ、nVIDEAのGPUでは“GeForce 5900”と“GeForce 5700”を搭載したシリーズとなっている。ヒートシンクのサイズは70(W)×160(D)×29(H)mm、重さは260g。ヒートシンクはアルミ製で、2本のヒートパイプを搭載。一方、ファンユニットは軸受にボールベアリングを使用した80mm角のファン(回転数1300rpm、ノイズレベル15dB)を2基搭載。価格は、Onenessで3450円。
製品はヒートシンク本体と、そのヒートシンクを冷却するためのファンユニットで構成されている | ファンユニットはヒートシンクの真下に取り付けなければならず、スロット1つを消費する |