エフビットコミュニケーションズ(株)は4日、マンション向けブロードバンドサービスにおいてGigabit回線の導入条件を、従来の契約数300戸以上から50戸以上に変更するとともに、対応エリアを拡大すると発表した。併せて、最大1Gbpsの品目(ギガ回線)を追加し、“(仮称)テレビで見るビデオ・オン・デマンド”などの映像コンテンツを配信するサービス“GIGA TOWN -Premium-(ギガタウン・プレミアム)”を開始する。契約者が利用する際の料金は、棟内設備がない場合、初期費用が5250円、月額利用料が3864円からなどで、出張工事費が別途必要。
概念図 |
ギガ回線の導入は12月からで、提供予定エリアは、東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/大阪府/兵庫県/京都府/滋賀県の一部(順次拡大の予定)。マンションまではギガ回線で接続され、棟内各戸には、Ethernetで接続する“Type E Premium”やVDSLで接続する“Type V Premium”の2タイプを用意する。通信速度は最大100Mbps(Ethernetの場合)/70Mbps(VDSLの“V70”の場合)で、ベストエフォート方式で提供する。
“(仮称)テレビで見るビデオ・オン・デマンド”では、洋画/邦画など約2000タイトル(予定)の配信を行なうという。料金は、セットトップボックスのレンタル料込みで2000円台で約200タイトルが見放題となるプランと、視聴したぶんだけ課金されるPPV(ペイパービュー)の2種類を用意するとしている。