アップルコンピュータ(株)は27日、ポータブルオーディオプレーヤー『iPod』の新製品として、“U2”バージョンとなる『iPod U2 Special Edition』の販売を11月下旬に開始すると発表した。価格はオープン。直販サイト“Apple Store”や直営店では4万740円で販売する。
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『iPod U2 Special Edition』 |
『iPod U2 Special Edition』は、20GBのHDDを内蔵し、最大5000曲を保存できるiPodの機能に加え、黒のボディーに赤のクリックホイールを採用したほか、本体背面にはロックバンド“U2”のメンバーのサインがレーザーで刻印されているのが特徴。基本機能は、7月に発表した第4世代の『iPod』の20GBモデルと同じ。本体サイズは幅60.9×奥行き14.7×高さ104.1mmで、重量は158g。バッテリー駆動時間は最長12時間。対応機種はFireWireまたはUSB 2.0ポートを装備し、OSにMac OS X 10.1.5以降、Windows XP/2000(SP4以降)。インナーイヤー型ヘッドフォン、FireWireケーブル、USBケーブル、デジタルジュークボックスソフトの最新版『iTunes 4.7』を収録したCD-ROMなどが付属する。オプションとして『iPod Dock』(価格は5040円)を用意する。
なお、『iPod U2 Special Edition』は、ニューアルバム『How to Dismantle an Atomic Bomb』のリリースに合わせて11月末に発売し、同アルバムからのシングルカット『Vertigo』をオンラインミュージックストア“iTunes Music Store”において米国限定で発売する。『Vertigo』を演奏しているテレビCMも放映するという。そのほか、U2の全アルバムと25曲以上の未発表曲を含む計400以上の楽曲を収録したデジタルボックスセット(Digital Box Set)として『The Complete U2』を149ドル(約1万6000円)でダウンロード販売する(米国と欧州のみ)。