今回は“ショップで売れてるパーツ”シリーズとして、主要ショップにインテル系、AMD系でそれぞれ1製品ずつ、マザーボードの売れ筋商品を聞いてみた。
インテル系マザーボードでは、現在LGA775、PCI Express、DDR2 SDRAMという新機軸を満載した“i915”プラットフォームへの切り替えが進んでいる最中。だが販売の現場ではやや話が違うようで、ほとんどのショップから“i865”マザーが売れているという回答が返ってきた。1世代前となってしまったチップセットであるために、マザーボードの価格が下落してきており、“i915”マザーに対し大きな価格差が発生しているための現象であるようだ。
対して、やや混沌とした状況にあるのがAMD系マザー。Athlon 64のSocket 754からSocket 939への以降はなかなか進まず、低価格なSocket 754か将来を見越してSocket 939か、という選択が悩ましいところ。かと思えばSocket AマザーがCPUも含めた桁違いの低価格で今だに販売では健闘していたりもする。