ソニーマーケティング
オープンプライス
「CLIE PEG-VZ90」はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト“SONY Flash on ASCII”に移動します。 |
話題の新製品を、ASCII24編集部が入手した直後に各部の写真でレポートする“写真で見る話題の新製品 【一足先に目撃!!】”。今回は、ソニーマーケティング(株)のPalm OSを搭載した携帯情報端末“CLIE(クリエ)”の新製品「PEG-VZ90」のファーストルックを紹介する。写真/文はライターの八島伸之氏。
PEG-VZ90は、ソニー製のモバイル機器として初めてカラー有機ELディスプレーを搭載したモデル。PEG-VZ90が搭載する3.8インチの有機ELディスプレー(480×320ドット)は、視野角が上下/左右180度、コントラスト比が約1000:1、応答速度が10マイクロ秒で、26万2144色表示に対応する(PEG-VZ90の表示色数は6万5536色)。有機ELの採用とともにAV機能が強化され、本体は操作部が収納可能な、静止画/動画の鑑賞に適した横型デザインを採用する。OSは、日本語版Palm OS 5(Ver.5.2.1)。
動画閲覧向けに横型デザインの画面を採用
【基本的な操作姿勢】ボタン操作が快適だ。例えば動画再生の場合、ディスクジョグによる早送り/巻き戻し、上下ボタンによる音量調整、左右ボタによるコンテンツの切り替え、中央部の押し込みによる一時停止・解除が可能。付属のスタイラスは本体右上に収納する。スタイラスは伸縮式ではなく、扱いやすい |
視認性が高い有機ELディスプレー
【室内で視認性を比較】PEG-VZ90が搭載する有機ELディスプレーは明るさや色の再現力、コントラスト比が高いのが大きな特徴。室内(蛍光灯の下)では旧機種「PEG-NX70V」(右)と比較にならないほど見やすい | 【屋外(曇天)で視認性を比較】有機ELディスプレー(左)の方が半透過型液晶より見やすいが、直射日光下では有機ELは真っ暗でほとんど何も見えなかった。半透過型はかろうじて見える程度 |
【視野角を比較】上下左右の視野角が広い(公称値は各180度)。実際、写真のように本体を大きく傾けても表示内容を目視可能。ディスプレーの両脇にステレオスピーカーが付いているので数人程度の“プチ上映会”などに活用できそうだ。逆に、電車などでの“盗み見”が心配 |