レッドハット(株)は、同社初のJavaベースのアプリケーションサーバ『Red Hat Application Server』を本日から販売開始と発表した。Red Hat Application Serverは、レッドハットの技術戦略ロードマップ“オープンソースアーキテクチャ(OSA)”の一部に位置づけられる製品で、『Red Hat Enterprise Linux』ファミリと統合や連携が可能。またRed Hat Enterprise Linuxと同様、年間利用料に保守点検やサポート・サービスが含まれるサブスクリプション・モデルを採用している。
Red Hat Application Serverの特徴は以下のとおり
- ・エンタープライズ・アプリケーション・サーバ(JOnAS)
- Enterprise JavaBeans(EJB)に対応
- ・Webアプリケーション・サーバ(Tomcat)
- JavaServer Pages(JSP)とServletsに対応
- ・Webサービス:Apache AXISに対応
- ・Jakartaサーバー管理:Java Management Extensions(JMX)に対応 (JOnAS/Tomcat)
- ・拡張性:プーリング、キャッシング、ストレージの最適化が可能
- ・メッセージングとトランザクションに対応
- ・クラスタリングによるフェールオーバやロード・バランシングが可能
- ・対応アーキテクチャ:IA-32、Itanium、PPC